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産業看護職って何?

「産業看護職」ってあまり聞きなれない言葉ですよね。「産業看護職」とは、企業で働く保健師(産業保健師)・看護師(産業看護師)のことです。

産業看護職は、企業などの従業員を病気やケガから守る仕事です。近年では、それに加えてメンタルケアも大切な仕事になってきています。不景気や人間関係の変化により、企業で働く人の多くがストレスを抱えています。体調を崩したり、うつ病などの心の病にかかる人が増えてきています。産業看護職は、このような従業員のメンタルのケアや病気・ケガの予防や治療を行います。

産業看護職の主な仕事内容は、労働者の健康管理・増進と従業員の相談者としてのメンタルヘルスケアです。産業医がいる場合は、一緒に健康管理のプランを立てるなど協力し合います。具体的には、社員の労働環境や安全性のモニタリング、定期健康診断結果に基づく社員の健康状態と労働量のバランスの監視、メンタルケア、保健室での相談・アドバイス業務などがあります。

病院で働くのと企業で働く場合との違いとしては、企業の場合は、夜勤や土日の出勤がないということです。多くの企業の場合は、午前9時頃から午後6時頃までの勤務時間で、土日休みが基本です。また、従業員の健康管理のデータ集計などのデスクワークが仕事の4割を占めています。立ち仕事が少なく、落ち着いて働きたい方に向いているかもしれません。命に関わるような大きな失敗のリスクがないので病院勤務とは違い、ストレスが少ないので長期間働く方が多くなっています。

産業看護師は、看護師資格があれば誰でも働くことができます。産業保健師も保健師の資格を持っていれば誰でも企業で働くことができます。また、条件を満たすことによって、「登録産業看護師」になることができます。産業看護師の登録条件の一部としては、産業看護の実務経験が2年以上あることなどとなっています。「登録産業看護師」はキャリアに箔が付きますので、専門性を高めたい方は挑戦してみてください。

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